「パパはどこ?」
「知らない。赤道のどこかだ。」
「何してるの?」
「バナナの出荷だ」
「子供はほったらかし?父親だって責任あるのよ」
「だれかがバナナを出荷しなきゃ困るだろ?」
「他の人は?」
「パパ以外にいないんだよ」
-
イングマルはいくつかな。小2くらい?
ママは写真家で病気。イングマルはママと飼い犬のシッカンが好き。
ママもシッカンもいなくなって悲しい。すごくかなしい。けどイングマルは悲しみを誰かにを向けたり甘えたり不幸がったりしないんだ。自分で考えるんだ。距離をおくことが大事だって。瞬間瞬間があたらしいんだ。
それにしても私は運がいい。大切な映画をここっていうタイミングで私に勧めてくれる友人がいるんだから。映画をみたら、映画の中の世界とその友人の存在の仕方と運がいい私はつながってるように感じることができたんだから。私は運がいい。映画の時間がすぎてもわすれられない感じがある。あたたかくて明るいもの。