2011/12/05

かくれる。かくす。みえないもの

月が高かった。空気がすんでいる。月と少し離れたやっぱりてっぺんに星もいる。

あともういくつねて、あの子はぐるぐるまわってるうちに私たち、ちょうど太陽君とあの子の間にぴったり入ってあの子が太陽君のひかりをピッカリ受けてるのを一瞬だけ塞いじゃうの。一瞬だけね。まあなんてゆうか、わたしたちだって雲に一瞬太陽君の光が遮られてくらくなったりするし、なんか、あの子にとってはそのときはきっと私たちが雲みたいな??ちょっと、光遮られてさむいんだけど、、?みたいな?でも私たち雲みたく風まかせじゃないから、あの子だってきっとちゃんとわかってるもんね。ああ、そろそろね、って。

かくれちゃうことがこんなにも注目されるなんて、ちょっとすごいなって思ったけど、いつだってあの子はみんなの視線にさらされてるからなんだ。
だからみえなくなることにもきっと「いみ」がでてくる。

いつも見えないものは見えなくなることの「いみ」はでてこない。
いつもみえないものは見えると「いみ」がでてくる。

どちらでも、きっといいと思うけれども、なんていうか、私たち人間というのは、そういう特徴をもっているのか、それは生命のとくちょうなのか。