2009/04/01

無償ということ

相手の為だけを思って何かをすることは
相手に負担をかける。

相手の為に何かする場合、自分の為にもなるんだよ、という名目を勘定にいれてやると
相手は負担がなくなる。
相手の為というのを快く受けとってもらえる。

いままでこの仕組みを知らずに、
相手の為は単純に相手の為、であり、自分どうこうは含めないのが当たり前だった。
別に自分を押さえたり無理するという気持ちもなかった。

けど、なにかしてもらった時にその分のなにかを返せないことに人は耐えられない。
ただでやってもらったら人は心苦しく思うこともあるらしい。複雑な生き物だ。
だから、見返りの分まで考えてあげるのが人にやさしい。

おそらく無償が成り立つ、ということが私の一つの理想的ななにかであるのだが、しかし、それはもう少しつめて考えられるべきことなのだ。